『キャビン』
クリス・ヘムズワース出演に2012年のアメリカのホラー映画。
話は、子大生のデイナは友人のジュールスに誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘にやってくる。しかし、デイナたちの行動は謎の組織によりすべて監視されており、5人は事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオどおりに動かされていた。
ホラー?コメディに見えたのは僕だけかな?なんだか分けの分からない映画。
仲間と別荘に向かう→地下への扉がある→地下で見つけた本を読む→ゾンビが蘇る。これって死霊のはらわたかな?笑。パロディなのかな?所々ホラー映画のオンパレードで映画を知っている人が見たら逆に面白いかもしれない。予想ができない展開でラストがどーなるんだろって序盤に感じ、ラストに向かうに連れおーまじかくらいの驚き。ホラー映画と言うジャンルの中、奇想天外な話で楽しめたのかな。ホラー<<<コメディなので所々笑ってしまう。
主演の子は可愛かったな。
★★★☆☆
『ジャンゴ 繋がれざる者』
監督クエンティン・タランティーノ、出演ジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオ、クリストフ・ヴァルツによるバイオレンス・アクション。
また、この作品でクリストフ・ヴァルツはアカデミー助演男優賞を受賞した。
話は、黒人奴隷として売りに出されたジャンゴは、元歯科医の賞金稼ぎでキング・シュルツと名乗るドイツ人に買われる。差別主義を嫌うシュルツはジャンゴに自由を与え、賞金稼ぎとしての生き方を教える。ジャンゴには生き別れになったブルームヒルダという妻がおり、2人は賞金を稼ぎながら彼女の行方を追う。
タランティーノ映画って一瞬で分かるね笑。一瞬でズームするカメラワーク・音楽・アクションの演出。全てがエンターテインメントで笑えるし、グロさもなかなか。話は南北戦争の黒人奴隷と重い話題さえも笑いに変える。ただ単に笑えるのではなく、起承転結がしっかりしていて長い映画でものめり込み、あっという間に映画が終わってしまう。ヴァルツも賞を取るのも分かるが、ディカプリオも注目して欲しい。悪者レオ様もしっくり来るし、顔の表情の豹変が見事。どの役でもしっくりくる役者はそーいない。
いつもお約束タランティーノ出演はド派手に決められたぜ笑
★★★★★
『エンド・オブ・ホワイトハウス』
ジェラルド・バトラー主演の2013年製作のアメリカ合衆国のアクション映画。
アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、綿密に練られたテロ計画によりホワイトハウスが襲撃、占拠される前代未聞の事態が発生。誰もが手をこまねくなか、かつて大統領専属のシークレットサービスとして活躍していたマイケルが、難攻不落の要塞と化したホワイトハウスへの潜入にし救出に向かう。
公開時期が『ホワイトハウス・ダウン』と近くて話も似ていたが、こっちの方がシリアスな内容である。内容的にはテロ映画なのに、誰が黒幕なのかなど追求はなしなので、ただの最後のオチが簡単に予想できる点のみ不満。アクションはド派手で、見る分には楽しめるのは間違いない!んだけどひねりが欲しいね。まーアクションも一瞬で人殺しすぎじゃない?面白いんだけど評価となると低いかもね。
時期のおかげで比較対象になってしまうのが申し分ないね。どっちが好きかは見て確かめてください。
★★★☆☆
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
1994年に製作のアメリカ映画である。原案はクエンティン・タランティーノである。
フィルム、VTR、アニメ合成など、MTV風の目まぐるしく移り変わる映像が特徴。
ヴェネツィア国際映画祭の審査員特別賞を受賞した。
話は、永遠の愛を誓い、殺人を繰り返すカップルの話。父親から性的虐待を受けて育ったマロリーは肉屋の配達のバイトをしていたミッキーと恋に落ち、マロリーは両親を殺し、ミッキーとマロリーは逃避行に走るがそこから愛と殺戮の旅路が始まり、やがてミッキーとマロリーは時の英雄のごとくマスコミから注目される。TV番組キャスターのウェイン・ゲールと所長ドワイト・マクラスキーが彼らを追う。
一言で言うと気持ち悪い、凄い、かっこいい、やばい、痛いとそんな感じ。こんな映画が放送されて良いのかというシナリオ。いろんな映像が移り変わるため気持ち悪くなったり、残虐シーンで気持ち悪くなったりと。。。でもなんかかっこいいそんな映画です。ウディ・ハレルソンの演技もいいが、個性豊かな脇役のトミーリー・ジョーンズとロバート・ダウニー・Jrがいい味を倍増させている。終わり方もかっこいい。でもかっこいいと思っちゃいけないのかね。
特典映像がヤバすぎてみんな買うらしいので是非購入をお考えください。
★★★☆☆
『ネイビー・シールズ』
オサマ・ビンラディンの殺害作戦も遂行した米海軍特殊部隊「Navy SEALs(ネイビーシールズ)」によるミリタリーアクション。
話は、過酷な訓練をくぐり抜けた一握りの精鋭で組織される特殊部隊SEALsに、誘拐されたCIAエージェントの救出という任務が下る。しかし、その事件は世界規模のテロ計画の入り口に過ぎなかった。
注目は実際にSEALsが全面協力し、本物の現役隊員も出演している点。本物の隊員が演じる事によりリアルさが増し、実際の戦場の恐怖が良く伝わる。アクションは、自分が銃を持った視点になったりしてゲームをやってるような感覚。実弾を使っているらしいしね。装備や武器や戦術などリアルで驚嘆すること間違いなし。ただ、シナリオをもう少しひねって欲しかったかも。先読みできてしまうが不満。だが、この映画はメッセージ性がかなり強く、戦場で人が亡くなる事をリアルに伝え、戦争などしたくないことが隊員からも伝るはず。
戦術は惚れました。
★★★☆☆
『ラウンダーズ』
マット・デイモン、エドワート・ノートン、ジョン・マルコヴィッチ、他有名な俳優が数多く出演する「ポーカー」を話にしたヒューマン・ドラマ。
話は、ロースクールの学生マイクはポーカーの天才。学費もカードで稼ぐほどの腕だが、ある日、もぐりの賭場で鳴らす名手でロシアマフィアのKGBに差しの勝負を挑んで敗北、全財産の3万ドルを奪い取られてしまった。足を洗いバイトで生活していたが、友人であるワームが釈放され、マイクの生活は豹変する。
豪華な俳優ももちろんの事だが、人の気持ちがよく表されている。ポーカーによるギャンブルの話だが、そこらへんのカジノ映画より話はできていて、ポーカーのルールを知らなくても理解はできる。財産をスられて足を洗っても、いつも心の奥底に刺激を求め続けてしまう。生き甲斐が感じられる。ワームが釈放されて生活が変わったと思われるが、出所しなくてもいずれはポーカーをしてしまっただろう。
ポーカーやった事がある人ならポーカーに注目しながら見る事は可能である。癖、仕草、表情を見抜くマイクは私たちにアドバイスくれるはずだ。
この映画のおかげで、中学高校とポーカー生活をしてしまったあの日々がカムバックしてきたねw
★★★★☆
『タクシードライバー』
今や有名かつ強力なマーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロによるタッグの原点である1976年のアメリカ映画でジャンルはヒューマン・ドラマ。
話は、ニューヨークにある小さなタクシー会社に運転手志望の男性が現れた。ベトナム帰りの元海兵隊であるトラヴィスは他の運転手のように仕事場をきめていない。客の命令するまま、高級地区だろうと黒人街だろうと、どんなところへも行く。孤独なトラヴィスは腐ったこのニューヨークに不満を抱いていた。
彼は普通の人なのか?はたまたサイコ野郎なのか?正義なのか?ここに注目しストーリーのポイントで考えていこう。
戦争から帰ってきてタクシードライバーになる(普通)
好きな人(ベッツィー)に振られ、孤独を痛感する(普通)
ベッツィーの仕事先である選挙事務所にいき「殺す」と脅す(サイコ)
トラヴィスのタクシーに突如幼い少女(アイリス)が逃げ込んできた。
次第に腐敗しているこの町に不満を持つ(普通?)
拳銃を入手し射撃の腕と肉体を磨く(サイコ)
強盗事件で犯人を殺す(正義?)
アイリスに再び会い売春をやめろと追求(普通)
次期大統領候補を殺害しようとする(サイコ)★
失敗し、アイリスの仕事場の奴ら一掃し英雄になる(正義)★
ラストシーンのベッツィーに会った時の顔(普通)
バックミラーに写る顔(サイコ)
あくまでも僕の見解なので軽めに見てください。★がついた所にまたまた注目。同じ殺しにもサイコと正義二つに分かれる。あの時、次期大統領候補を殺していれば捕まっていた。しかし、運良く失敗しターゲットを変えた。これをきっかけに彼は英雄になったが最後のバックミラーに写る顔をみる限り、まだこの世界に不満を持ってるみたいだね。全てはこの世界のおかげで人はあんなにも変わってしまうんだろうか。
かなりの考えらされる映画。うーん、深く考えてしまう。今では見られないロバート・デ・ニーロかっこ良すぎるね。
★★★★★