『ディアトロフ・インシデント』
2013年製作のドキュメンタリー風のスリラー映画。
話は、1959年極寒のウラル山脈を越えようとしていた9人の登山グループが遭難し、遺体となって発見される。遺体には不可解な点が多数あり、原住民による他殺説もささやかれたが、周辺には登山隊以外がいた痕跡もない。謎が解明されないまま時は流れ、やがてソ連が崩壊。事件は次第に人々から忘れられていく。そんなある時、アメリカの学生5人が真相を確かめるため調査を開始しする。
最近は手持ちカメラ風の視点の映画が多いのかな?ドキュメンタリー感を出す為にしているのは良いと思うが、嫌いな人は本当に嫌い。前半から中盤にかけて、たんたんと話は進んで行ったが、後半で急展開を迎える。想像のつかない事が起こり、引き込まれた。扉を見つける当りは海外ドラマの『LOST』みたいな展開だったな。冒頭でこの話は事実と字幕に書いてあったが、うーん、なんとも信じがたい話だ。なんだこのエイリアン映画は。。。
とは言ったものの意外と引き込まれたのが悔しいな。
★★★☆☆
『マンマ・ミーア!』
出演アマンダ・セイフライド、メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ドミニク・クーパーによるミュージカル「マンマ・ミーア!」を映画化したミュージカル映画。
話は、エーゲ海に浮かぶギリシャの小島で、20歳のソフィは結婚式を間近に控えていた。母子家庭で育ったソフィの願いは父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナの日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3人に招待状を出す。
この映画は自分の好きな映画ベスト5に入る程大好き。どんな人に見て欲しいか解説します。
1.辛い時、落ち込んでいる時そんなときにでも最初から最後まで、踊りだしそうになるくらい楽しませてくれます。
2.ABBA好きなら溜まらない作品。この作品ではABBAの曲オンリーのため「あ、聞いた事ある!」「この歌好きだな!」となるに間違いない。
3.映画をレンタルする上でジャンルに迷っている人でドンピシャした人は是非借りてみて下さい。
4.3と同様
5.『ハイスクールミュージカル』や『ヘアスプレー』が好きなら確実に好き。
6.『レ・ミゼラブル』を見て苦手意識を持った方がいらっしゃると思いますが、この作品は歌のオンパレードでは無く、ストーリーを掴みやすくなっています。ずっと歌ばっかだと重いなーって思う人はこちらをお勧め。
とにかくアマンダ・セイフライドが可愛すぎてたまらない作品です。
何度見ても飽きない!Blu-rayを購入した場合特典映像がやばいです。
★★★★★
『アイアンマン3』
『アイアンマン2』と『アベンジャーズ』の続きである、主演はシリーズ同様ロバート・ダウニー・Jrである。マーベルコミックの人気シリーズの3作目である。
話は、人類滅亡の危機を救ったアベンジャーズの戦いから1年、トニー・スタークはアイアンマンスーツのさらなる開発に没頭していたが、合衆国政府は国家の命運をヒーローという個人の力にゆだねることを危惧していた。そんな時、謎のテロリスト、マンダリンが動き出し、その壮絶な攻撃の前にトニーは全てを失ってしまう。
マーブルコミックの作品はどれも好きだけど極めて好きなのがアイアンマン。なんでかって、他のスパイダーマンであったり、ハルクでであり、生身の人間では無くパワーを持っているに対して、スーツを着ないと戦えない、力も持っていない親父が戦うからである。
今作の魅力は前作、前々作と違った戦い方。遠隔操作と自動装着を可能にする新型「マーク42」。こいつが今作の目玉だね。遠くからでもパーツが飛んできて、装着できるため、ピンチな時にでもすぐに飛んできて大活躍。そこでコメディ要素も出てきて笑った。ラストシーンの総攻撃。いままで作ってきた色々なアイアンマンが登場するのでアイアンマン好きにはたまらない。いろいろなアイアンマンを装着しながら戦う事がいつもと違って面白かった。
最後の花火シーンは絶対にいらないとは思ったのは俺だけ?
安定の面白さ。
★★★★☆
『世界にひとつのプレイブック』
監督デヴィット・O・ラッセル、出演ブラッドレイ・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロによるヒューマンドラマ。第85回アカデミー賞では作品、監督、脚色、主演・助演男女と主要部門すべてでノミネート。ローレンスが主演女優賞を受賞した。
話は、妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパットは、仕事も家も失い、両親とともに実家暮らし。いつか妻とよりを戻そうと奮闘していたある日、事故で夫を亡くして心に傷を抱えた女性ティファニーに出会う。愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに振り回される。最愛の人を失い心に傷を負った二人が再生していく。
第85回アカデミー賞の作品賞を『アルゴ』が受賞したが、この作品もノミネートされただけあって感動する。どちらかと言えばプレイブックのが好きかなー。ジャンルが違うから何とも言えないけど。
あれだけノミネートされているから「なんかすごいな」「むずかしいけどこーいうのが受賞するんだよね」「でもなんか難しいな」という感情を抱く事が多い傾向がアカデミー賞。がしかし。期待は裏切らない事を保証します。
パッドについて考えてみよう。
前半、パッドという人間がわかる→イカれた奴、病気
後半、パッドが改心する→安定感、イケメン
前半から後半にかけてバッドの「傷が癒されて行く」。このポイントはティファニーが鍵となる。前半パッド→後半バッドでは大きく違う点、例えば、表情、思考など。彼女に出会わなければ妻を追い求めまた病院に送り帰らされていたに違いないだろう。彼女が書いた手紙が無ければ彼も改心し外に走りだしには行かなかっただろう。「より高く」いい言葉だ。
ジェニファー・ローレンスの演技には必見。ダンスも最後のシーンもジーンと来ます。
クリス・タッカーが出てて少し笑った。
★★★★★
『サイレントヒル:リベレーション3D』
『サイレントヒル』の続編であり、コナミから発売されたホラーゲーム『サイレントヒル3』を元に実写化したホラー映画。
話は、18歳の誕生日を迎える少女ヘザーは『サイレントヒル』と言う街の悪夢に悩まされながら、父親ハリーと共に各地を転々とし逃げるような生活を続けてきた。 新しい学校への初登校の日、ヘザーは探偵を名乗る男ダグラスから「教団に居場所を教えてしまった。逃げろ。」と警告を受ける。直後にダグラスは殺され、ハリーも「サイレントヒルに来い」との血文字を残し行方不明となる。 ヘザーはハリーを助ける為、同じく転校生の少年ヴィンセントと共に呪われた街サイレントヒルへ向かうのだった。
ゲームをやっていてこの作品が好きな人には申し訳無いけど、つまらない。自分はゲームをやっていなく続編だけを鑑賞したのでつまらなかった。クリーチャーもとよく分からない奴だし、怖くもない、びっくりもしない、ドラマもない、部分部分先が読める。ホラー好きは絶対に見ない方がいいです。
前作も見たくないです。
★☆☆☆☆
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
アクションフィギュアをもとにした『G.I.ジョー』のシリーズ2作目であるアメリカ合衆国のアクション映画である。出演者はドウェイン・ジョンソン、チャイニング・テイタム、ブルース・ウィリス、イ・ビョンホンなどなど。
話は、パキスタンで極秘任務にあたっていた国際機密部隊「G.I.ジョー」は、米大統領の裏切りにより組織解体の危機にさらされる。「G.I.ジョー」の弱体化を受け、テロ組織「コブラ」が再び勢力を拡大。ロンドンをはじめとした大都市が陥落していく。孤立無援に追い込まれた「G.I.ジョー」は初代司令官ジョーをリーダーに迎え、世界の危機に立ち向かう。
前作よりは面白かった!って感じる人が多いと思われる。アクションは前作同様奇抜なバトルで爽快。前作を見て内容を忘れている人は、もう一度見てから見て頂きたい。登場人物が多く、前作の出演者も出ているので要チェック。この作品は話自体はまぁまぁだけどアクションに注目だね。また、この作品を楽しむ為には好きなキャラクターを見つける!これ大事。自分が好きなのは「スネークアイズ」かな。しゃべらないくせに意気投合するし、刀を使った戦いがイケメンすぎる。また、今作では、ストームシャドーとは敵にならず、2人が揃って戦うシーンは必見です。
面白いんだけどただただかっこいいアクションって感じかな。次作の期待を込めて
★★★★☆
『アメリカン・ハッスル』
出演クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、ブラッドレイ・クーパー、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロよる実話をモデルにしたアメリカ合衆国のドラマ映画。
話は、79年、ラスべガスやマイアミに続くカジノタウンとして開発中のニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師のローゼンフェルドを逮捕したFBI捜査官のディマーソは、司法取引でローゼンフェルドを捜査に協力させ、偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙なおとり捜査によって、カジノの利権に絡んだ大物汚職政治家たちを逮捕していく。
今年のアカデミー賞は実話でのストーリーが多いためどれが受賞するか見物である。『アメリカン・ハッスル』は各部門ノミネート数が多いため有力候補である。
この作品は言うならば騙し合い合戦。どこまでが嘘なのかが分からなくなり混乱する。が、個人個人の演技は見物。クリスチャン・ベールはこの作品のため太って臨んだりと俳優を超える俳優である。昔のデ・ニーロみたいにね。見てて思ったのは、各俳優の演技対決なのかな?ってずっと思ってた。
第一ラウンド クリスチャン・ベール VS ブラッドレイ・クーパー
第二ラウンド エイミー・アダムス VS ジェニファー・ローレンス
うーん、どれも勝敗がつかないね笑。ストーリーの勝敗は自分の目で確かめてください。それぞれ個性豊かな役が素晴らしかったな。ただ、豪華キャストで期待値を上げて見に行ったら期待はずれだったかな。カメオ出演のデ・ニーロが出ると映画自体の緊張感と見ている人の緊張感の二つが感じられる。でも映画がかなり締まっていた。日本人にはよくわからない作品がノミネートされがちだけど、主演◯◯賞とか助演◯◯賞がノミネートされている理由は実感。
実話だから驚きもあるが期待しすぎたかな?演技は見物だよ。
★★★☆☆